maria_55’s blog

Yahoo!ブログで2005年~2014年まで書いていました。こちらは保管用。更新いたしません。

夏の薬膳

この7月からカルチャーで新しいお勉強をはじめてみました。


「薬膳料理教室」


これまでそんなに薬膳とか漢方とかに興味があった訳ではないのですが
毎日の食事の大切さ・・ということは一昨年くらいから(遅いですね^^;)なんとなく考えていて
料理をする際に、何の食材をどういう組み合わせで使うかとかどうやって調理するかなど
それなりにいろいろ気にはしていました。

5月に写経に行った帰りにたまたま入ったカフェで
薬膳カレーを食べたことがあったのですが
お店の方に「このカレーはどんな効果があるんですか?」って聞いたら
「発汗作用のある漢方を使ってます」と言われ・・
その後に行った舞踊練習でいつもの3倍くらい(!?)の滝のような汗をかき
効果を実感してしまったのが「薬膳」が心に残ったきっかけかな(笑)?

薬膳の何たるかもわかりませんが、カルチャーなら気軽に行けるし
(3ヶ月更新なので、金額もそんなに大きくない=お試し感覚^^;)
いつも三線教室で通っているカルチャーセンターで
会社と家のちょうど真ん中で通いやすいし。
月に1回なので、忙しい私でも通えるし(笑)

ということで、今週火曜日に1回目の授業でした。

初回授業はまず「薬膳」とはなんぞやという話と
夏の薬膳について。

薬膳(中医学)の考え方として陰陽五行説というものがあり
全ての食材を「陰」と「陽」と「どちらでもないもの」にわけるそうなのですが
なんとなく今までイメージとして持っていた
・北の地方で採れるor食べられている→体をあたためる
・南の地方で採れるor食べられている→体を冷やす
というのは、一概に「陰」「陽」にはあてはまらないようで
先生が紹介する食材の分類をひたすらメモメモ。
こういう知識だけでも、メニュー考えるのに大いに役に立ちますものね。

1時間弱、プリントを使って講義を受けたあとは
実際にお料理をしていきます。

今回は「夏の薬膳」ということで
・緑豆とはすの実のお粥
・揚げ鯵のらっきょうソース
・なすの五味子ソースかけ
・酸梅湯(さんめいたん)
を作りましたよo(^。^)o

今回初めて使った食材がいくつかありましたので、書いてみましょうね~(笑)

五味子というのは「出すぎる汗を止める」効果があるそうなのですが
これをお酢に漬けて「五味子酢」をあらかじめ作っておき
それを料理に使うのです。
名前のとおり、酸・甘・辛・苦・塩の味を感じるものだそうで
チャングムでもよく出てきたんですって^^

http://www.geocities.jp/maria_mc_2003/gomisi.jpg
これが五味子。家でも作ろうと思って買ってみました^^
写真にはうまくうつってませんが、色が赤なので
酢につけるとピンクのお酢になるのです\(^^)/


そして、酸梅湯というのはお茶で
サンザシ・甘草・烏梅を混ぜたもの。
消化を促進し、解毒作用もあるという優れもの。
飲んですぐは酸味がくるのですが、その後ほのかに甘さが残って
やみつきになるお味でしたよ~。

初めてお会いした方々と4人でグループ調理だったので
今回できあがり写真しか撮っていないのですが
あくまで薬膳メインなので、たとえば「鯵の下処理の仕方」とか
「あんかけの作り方(片栗粉の分量とかね)」などは当然知っているものとして説明なしなので
お隣のグループを覗き見たり(笑)、「これで・・いいんだよねぇ?」と確認しあったり
和気藹々と料理し、もちろん美味しくいただいて
大満足の授業でした(^。^)v


来月も楽しみだなぁ~。
それまでに、自分でも薬膳のことをいろいろ勉強してみたいと思います♪