maria_55’s blog

Yahoo!ブログで2005年~2014年まで書いていました。こちらは保管用。更新いたしません。

入院三日目(手術の日)

10/11(木) 手術当日
 
いよいよ手術日です。
6時に目が覚めましたが、ちょっと二度寝。昨日夜ふかししちゃったし(笑)
7時過ぎに漸く起きだしたところで旦那っちからメール「7:30には着きます」
えー!早いっ・・。
 
結局私の支度が何にも出来ていない状態のところで旦那っちと母登場。
二人の目の前で手術着に着替え、手術に必要なものを袋に入れて・・と。
この時、旦那っちがお守りと母の手作りの猫ストラップを袋につけてくれました。
 
8時ちょうどに執刀医の先生が病室へ。
「今日は頑張りましょう!僕とっても元気ですので(笑)」って。緊張をほぐしてもらいました。
わざわざ病室に挨拶に来てくれるんですね~^^
 
8:20 いよいよお迎えが来ます。
看護師さんに連れられて、旦那っちと母と3名で手術室に移動。
ふぅ。どきどきしますな。
「ご家族はこちらまでです」と言われた扉の前で旦那っちが写真を撮ってくれました
看護師さんと一緒に「ハイポーズ
」って、ピースして写っちゃった(笑)
後で看護師さんには「ここで写真を撮ったのははじめてです。」って言われちゃいました。
 
手術室に入る前に髪を全部入れるための帽子をかぶり
名前を呼ばれたら、ステップを使って自分でストレッチャーにあがります。
オペナースさんは病棟ナースさんと制服の色が違うのですね。
とてもキビキビした女性ナースさんと話をしながら、手術室に連れていかれます。
「この病院は手術室がたくさんあるので、一番奥まで結構行きますよ~」
 
天井をみながら角を何回曲がったかも数え切れなくなる頃にお部屋に到着。
よくテレビで見るような、でっかいライトが二つ。
いやー
切られる~(手術ですもの)
部屋の中には結構大勢の人がいましたが、手術着をはずされ体にペタペタといろんなものを貼られ。
 
そうそう、さっき旦那っちが袋に着けてくれたお守りをナースさんがみつけて
「あら。お守り付けてきたの!こんなの初めてよ~」と言われました。
いったいこの病院で何回の「初めて」を更新しているんでしょうか・・(笑)
左手に点滴の管を刺され、麻酔担当の先生に「冷たく感じる液体が入ります」と言われた後にヒヤーン。
「次はぼーっとするお薬がはいりまーす」と言われ、ぼーっとするのか・・・と思ったのが最後でした。
 
 
 
 
 
まりあさーん、まりあさーん!!呼ばれて起きたらまたいろんな人に囲まれている。
手術が終わったのかな?
最初に感じたのは「(胃の中が空っぽ)お腹すいた
私はこんな時でも空腹を感じるのか??
 
その次。うーん。うーん。腰が痛い。寝がえりうっていいですか?
左に体を動かしたら強烈な吐き気「気持ち悪―い!」そのまま少し吐きました。
 
落ち着いたので右に体を向けてみたら、斜め上に時計っぽいものが置いてあります。
あそこに見えるのがもしも時計だったとしたら・・えーっとえーーっっと。15:40?
うん?お昼過ぎには病室ではなかったの?
と不思議に思った瞬間今度は猛烈な寒気・・「寒いですぅぅぅ
ガタガタガタ。
ナースさんが「温めて!」って言っている声にあわせて何をしたのか、だんだん毛布が暖かくなってきます。
あー良かった。お休みなさい。
 
って順序だったような気がしていますが、実際かなり意識は薄いので、順番は間違っているかもしれません。
 
私の容態が落ち着いたので、病室に帰ることになりました。(どうやら他の人よりも時間がかかったらしい)
病棟ナースさんが迎えに来てくれて、旦那っち&母ともここで再会。
顔を動かせないので旦那っちの足しか見えないけど、また会えて良かったよ~
 
病室に入ってからも意識は薄いのであまり覚えていませんが
ストレッチャーから病室のベッドまで、看護師さんが私を乗せたバスタオルごと運ぶようです。
重くてごめん。
「はい、ごろんと寝がえりうつようにベッドに移って~!せーのっ」って感じだったのかな?
この時点ではあまり痛みは感じていません。
 
その後、家族と少しずつ会話はできていたように思いますが
私は麻酔が残っているのか、熱があがっているせいか、寝て起きての繰り返し。
母が夕方帰ったのは覚えていますが、旦那っちがいつ帰ったかは・・あまり覚えていないなぁ。
あっ。でも、腰に枕を当ててくれたのと、帰り際に携帯電話とティッシュを枕元に置いてくれたのは覚えています。
 
さて、長い夜のはじまり。
夜中でも先生と看護師さんが頻繁に血圧と体温をはかりにきます。
(なんとなく思っていたのですが、先生と看護師さんが来るタイミングは間隔が狭くて
あれ?さっき血圧も体温も測ったのに・・と二回連続で測ったと思ったら数時間放置な感じ?
でも、途中で眠っていますし自分の間隔はかーなーり鈍っているのでもしかしたら定期的だったのかな?)
 
酸素マスクがついていて、両足には血栓防止のマッサージ器。
一晩中私を守るためにこの病院はマッサージ器なんてつけてくれるんだ!ってヘンな感動しながら
携帯で時間を見ながら眠って起きての繰り返し。
 
同じ体勢は結構つらくて、寝がえりをうちたいのですが、お腹がいたくて動けない。
左手は点滴のチューブが刺さっているので、右手の力をフルに使って、寝がえりうつのに30分くらい?
 
まずは枕を腰に当てるために向きたい方向の反対に置きます。枕を持ちあげるのも一苦労。重たいっ。
枕を移動したら、向きたい方向と逆の方に体をじりじりと動かします。
足を使って腰を持ち上げるのですが、感覚があまりなくて体がとても重たい。
そして、腕をと足を使って寝がえり!ふーんっしょ。
いたいー
そして30分眠って、また逆側に30分かかって寝がえり・・。
 
看護師さんが「痛み止めの点滴もできますよ~、遠慮なく言ってくださいね」と言ってくれるのですが
なんとなく「体がイタイ時は、その痛みを感じていた方がいいような気がして
ギリギリまで我慢することにしました。
 
そして、夜中になってからでしょうか?事件は起きました・・。
左側に寝がえり打った瞬間、不用意に咳をしてしまったのです。
もう・・もうっ!爆弾がお腹に落ちたかと思いました


 
漫画でよく見るような目を見開いたびっくり顔
をしていたと思います。
次に看護師さんが来たら、痛み止めしてもらおう!と心に決めたのに
そうするとなかなか来てくれない(笑)
次に来た時はもう朝方でしたので、結局痛み止めは使いませんでした。