maria_55’s blog

Yahoo!ブログで2005年~2014年まで書いていました。こちらは保管用。更新いたしません。

心の目

昨日は終戦記念日でしたね。

ここ数年私にとってはやはり6月の方が慰霊の気持ちが強くなるのですが
ちょうど夏休みやお盆ということもあり、先の戦争に関するアニメや映画などが放送されるのを見ていると
こんな時代を、こんな悲劇を二度と繰り返してはいけないと思います。

昨日仕事から帰ってきたら、映画「硫黄島からの手紙」をテレビでやっていました。
私が見たのはもう終わりの方のシーンでしたが、以前映画館で見ているので内容もはっきり覚えていました。
家族の写真を握り締め手榴弾を手に自決をする兵士。
栗林中将も最後まで本土にいる息子に語りかけていましたよね。

愛する家族がいる日本という国を守るため戦う。・・・でも、愛する家族がいるから死ぬのをためらう自分もいる。
栗林中将の言葉が深く胸につきささりました。



あれから64年が経った今。
今朝の新聞でも目に留まったのは(近所だったので)
30代の男性が父親を殺害、逃走。
昨日も働かぬ息子を父がはさみで・・とか
さっきは、同僚を山に埋めたとか。




この国はいったいどこに向かっているんだろう。
あんなに苦しい時代を経験して今があるのに。

戦後の教育のせいで蔓延しているのかも知れませんが、
「法律の網目をくぐる」という考え、私は大っきらいです。

良心とか恥とか面目とか、大きなものに対する畏敬の念とか、そういうのなくなっちゃったのかしら?
心の目が曇っている人が多くなってきていて、なんだかとても悲しくなるけれど

でも、あきらめちゃいけない。
自分の心の目を曇らせないように。
そして、家族、友達の心の目もいつも綺麗でいられるように。

ちっぽけな私には何もできないかも知れないけど。
まずはここで一言発してみました・・・^^