maria_55’s blog

Yahoo!ブログで2005年~2014年まで書いていました。こちらは保管用。更新いたしません。

関東三十六不動巡り 第九番

これまた先週末の話なのですが(笑)
去年11月に高尾山に行って以来先に進んでいなかった^^;関東36不動巡りを再開することにしました。

8番から後ストップしていた理由はなんとなーく漠然としたものでして( ̄-  ̄ ) ンー
札所巡りって、一箇寺詣でる度に満願に近づいていくわけですが
私が心に思っていることを実現するためには、「お願いします(-人-)」と言いに行くだけでなく
自分自身でも何か努力をしていかないといけないんじゃないか・・と感じていたんです。
去年はとんとんと神奈川を回りましたが、自分の努力はそこまで進んだのか・・と考えたら、
なんとなく次をまわれなくなってしまっていました(笑)

と、この時期までは地元のお不動様で写経するにとどまっていましたが
なんとなく先に進もうヽ( ´ー)ノ という気持ちがよみがえって来ましたので
よっしゃ、張り切って行ってみよー♪


2009年7月20日
高幡山 金剛寺高幡不動尊
191-0031 東京都日野市高幡733


高幡不動
駅前はそれこそ何度も何度も何度も仕事で来たことがある場所です。
お不動様の周りも何度も車でグルグルしましたし(笑)
でも、意外なことに駅を使うのは二回目でした。京王線ってなんとなく乗り心地いいですね~。

駅を出るとすぐ右側に参道が見えてきますので、迷うことはありません。
歩いて5分で到着。こんな暑い日は近いとありがたいo(^。^)o

http://www.geocities.jp/maria_mc_2003/2009/fudasyo/9ban_7.25_010_WEB.JPG
山門をくぐるとすぐに不動堂があります。
ちょうどお護摩修行が終わる頃でしたので、本堂に上がらせていただきました。

http://www.geocities.jp/maria_mc_2003/2009/fudasyo/9ban_7.25_009_WEB.JPG
ここのお不動様大きいですね~。
ひょー。迫力

護摩が終わった後にご住職の説法が少しありましたが
何か本を書かれたそうで、その宣伝・・?と思いきや
来ていた子供達一人一人に「今日はここで坊さんとお約束をしよう」
「絶対に好き嫌いをしない。何でも10回食べたら大好きになるぞ。必ず食べなさい」とおっしゃっていました。
この子達が大人になった頃、日本は未曾有の食糧難になるかも知れない。
好き嫌いなんて言っていられなくなるんだから、今から何でも食べられるようにしておきなさい。

ちょっと考えさせられてしまいました。
自分の子供の未来は(まだ子供いませんが^^;)、例えば戦争のない平和な世の中であって欲しいと思うけど
今の状況を見ていると、孫世代になる頃にはもしかしたら豊かさとかゆとりなんて感じられない時代が来ているかもしれない。
いずれにしても、「生きる力」をきちんと育てることが大事かもなぁ。

本堂を出てからご朱印をいただき、奥のほうへ

http://www.geocities.jp/maria_mc_2003/2009/fudasyo/9ban_7.25_001_WEB.JPG
観音様がいらっしゃいました。正面に立つとかなり大きいですよ。

さて、一番奥に大日堂があります。

http://www.geocities.jp/maria_mc_2003/2009/fudasyo/9ban_7.25_004_WEB.JPG
ここは有料(200円)ですし、あとの予定の為時間がなかったのですが
ちょっと気になり入ってみることにしました。
受付を通って中に入ると誰もいない。
ほの暗い建物の中にひとり。静寂。・・・ちょっと怖い^^;

進んで行くとそこには大日如来像。
不勉強だったもので後で知ったのですが、平安時代まで遡る古仏だそうです。
その前に鳴り龍があります。

鳴り龍初体験。誰もいませんので、遠慮なく
ゆっくり前に進んで御本尊の前でぽんと軽く手を叩く

うっっぎゃぁぁぁ
電波が通るような音とバシーンっという響きと、とにかくびっくりーー。
一人っきりの静寂の中でしたので余計音を強く感じたのかもしれませんが
「畏れ」という言葉というか感覚が湧き上がってきました。
鳴り龍=成り龍で、願い事が叶うという意味もあるそうですが
こんなちっぽけな私でも日々努力します。頑張ります~。
大日堂の中には他にも不動明王像や書画がいろいろありますが
高幡不動新撰組土方歳三菩提寺ということもあり
関連の方々の位牌もたくさん並んでいました。

さて、大日堂を出るとすぐ目の前に小さな池があります。

http://www.geocities.jp/maria_mc_2003/2009/fudasyo/9ban_7.25_002_WEB.JPG
「水琴窟」と書かれているので近くに寄ってみましたが
なーんだ、何か音楽流してるんだぁ。

あれ??違います。水が流れ落ちる度に涼やかな音がしているのです。
これも後で知りましたが、壺の下の部分をうまく空洞にして音を響かせているそうですね。
日本庭園にはよくあるものだとか。
すごいなぁ。

さて、そろそろ時間がなくなってきた^^;
(この後、オペラシティで加古隆さんのコンサートだったのです)
本当は奥殿にも入っていこうと思っていたのですがタイムアウト
仕方ない。高尾山・薬王院に今年も行く予定ですので、その帰りにまたきまーす。