maria_55’s blog

Yahoo!ブログで2005年~2014年まで書いていました。こちらは保管用。更新いたしません。

★白鳥の湖★ 1/11(日)18:00~

連休の話に遡ります^^;

土曜日(10日)の夜にイープラスから心当たりのない配達記録が届きました。
いつもチケットが送られてくるのとは違う封筒ですし。
何だろう??


あけてびっくりw(゜。゜)w


いつ申し込んだものかも覚えてませんが
わーい\(^O^)/

なんと翌日の公演。
いつもなら郵便の不在通知が入ると、会社近くの郵便局に転送してしまうのですが
あぶないあぶない。
今回は事前に受け取れて良かった~。

日曜日の午後、池袋で師匠のお稽古を受けた後に国際フォーラムに行って参りました。




1/11(日) 18:00~
国際フォーラムホールA

☆キャスト☆
オデット/オディール:エカテリーナ・ボルチェンコ
ジークフリート:アルチョム・プハチョフ

ロットバルト:アンドレイ・カシャネンコ、王妃:ズヴェズダナ・マルチナ
家庭教師:アンドレイ・プレクパーゼ
パ・ド・トロワ:サビーナ・ヤパーロワ、タチアナミリツェワ、アンドレイ・ヤフニューク

指揮:カレン・ドゥルガリヤン
管弦楽レニングラード国立歌劇場管弦楽団

★★★  ネタバレご注意を  ★★★

なーんとこんな素敵なパンフレット付きでしたので、ストーリーや見所なども先にチェック
http://www.geocities.jp/maria_mc_2003/2009/panfu.jpg


バレエを観るのはこれで3回目。
ミュージカルだと歌の歌詞などで状況や感情を表現できますけど
バレエは表情と動きだけですものね。
それでもきちんと物語や、人物の喜怒哀楽を表現できるなんて、本当に素晴らしい♪

第一幕 第一場

ジークフリート王子の成年式を祝うシーン。
お祝いのシーンとあって、衣装も色とりどりで美しいですし
数名で踊っていても指の動きなどぴたっとあっていて、すごーーいヽ(*^。^*)ノ
あっ。でも、皆さんが華やかな色なのに、王子一人白い衣装でちょっとぷぷぷっ・・と。
オペラグラスを覗いていたのですが、ちゃんと踊りながらも表情作ってるんですね~。

第一幕 第二場

王子が湖で白鳥達(乙女が魔法で白鳥の姿に変えられている)とオデット姫に会うシーン
白鳥ですからもちろん白いチュチュなのですが、刺繍も何もないシンプルさとその動きが相まって
本当に鳥のように見えるから不思議w(°o°)w
席が二階席真ん中でしたので、フォーメーションもとても綺麗に見えました。
この場面は知っている曲もとても多いですし、四羽の白鳥の踊りなどはテレビで観たこともありますので
ほえぇぇ(=´∇`=)
やっぱりチャイコフスキーは天才だ(私、チャイコ大好きです♪)
王子がオデットと踊った後にその愛を誓うのですが、人差し指と中指で天を指すんですね。面白いなぁ。

第二幕
城内の舞踏会
母親からこの日に花嫁を選びなさいと言われており、たくさんの花嫁候補の娘が現れる。
娘達の踊りはそんなに印象に残るものではなかったのですが
このシーンでいくつかの国の踊りがありました。
スペイン、ハンガリーチャルダッシュ)、ポーランドマズルカ)、イタリア(ナポリ
ナポリの曲、私も何度も聞いたことがあるのですが、これが白鳥の湖の1曲だとは知らなかった。
衣装がとても綺麗でこのシーンが一番楽しかったかも。

その後は王子のソロ&オディール(オデットと同じ人)のソロ。
これは素晴らしかった~。
あの広い舞台を一人で踊るんですから、手の動きなども大きいですし
一番凄いなぁと思ったのは、オディールが片足でくるくるくるくる回転!!
(※何かのテレビCMでプリマが「朝起きたら黒人の男性になっていたの(T。T)」と泣いていたら
先生がなにか一言おっしゃって、晴れ晴れした表情でクルクル踊っていた・・あの技!!)
すごーいすごーいすごーーい~O(≧∇≦)O

オディールの踊りがあまりに凄かったからでしょうか
王子はオディールに愛を誓ってしまいます。人差し指と中指を上に上げて。
ばかばかばかばか~!
王子とオディールが踊っている時に、後ろのほうにオデットの幻が見えるのに・・なんで気づかないのぉぉ(`□´)

第三幕
湖で白鳥達が踊っています。
そこにオデットが登場して、王子に裏切られてしまったことを伝えます(T。T)
そうそう、パンフレットにこのシーンのオデットの写真が載っていて
そのポーズを見たかったのですが、見逃してしまいました。踊りの中の一瞬だけだったのかなぁ?


なんとなく舞台全体くらーく悲しい感じになっていますが、すぐに王子が登場。
ごめんねm(_ _)mとオデットに謝ったかどうかはわかりませんが、二人は愛を確認し・・
でも悪魔によって大嵐が吹き荒れ、白鳥達はカミナリに打たれます。

この後私にとって意外な展開に。

チャイコフスキーのあの名曲は知っていても、実は話の筋書きはなんとなくしか知らなかった私。
曲の最後は明るくシンプルなC(ド)のコードで終るので、てっきりハッピーエンドだと思っていたら…

違うんですね(T。T)
ロットバルトの魔力を解くために、王子とオデットは命をかけて愛を貫き
波の彼方へと沈んでいきました・・・。
その後白鳥達は乙女の姿に戻ったのでしょうか、二人の勇気に平伏し、天を仰いで。

天国で二人が手をつないで暮らしていればいいですね。
歌や音楽に乗せられてミュージカルではよく号泣している私ですが、まさかバレエで泣くとは思わなかった^^;
でも、それくらい見事な踊りと音楽(もちろん生オケ)でした。

この曲、いつか演奏してみたいなぁ・・うちの楽団で♪
これを観てから、今週はずっと仕事をしながら「情景」が頭の中でぐるぐるしてます。