maria_55’s blog

Yahoo!ブログで2005年~2014年まで書いていました。こちらは保管用。更新いたしません。

沖縄旅 2008年春 その3

3/29(土)ライブ当日です。

前日遅くまで呑んでしまったこともあり^^;
午前中はホテルの部屋でのんびり三線の練習&太鼓のイメトレ。
お昼過ぎに叔父に迎えに来てもらって、北谷へGO!!

ちょうど八月さん&めありんさんのリハーサル真っ最中にライブハウスに到着。

http://www.geocities.jp/maria_mc_2003/mozzu.jpg
ライブハウス MOD’S

予定よりだいぶ早く到着したはずなのに、太鼓のスタンドを組み立て、三線調弦などをし
リハーサルに沿ってマイクのセッティングやチェックなどをしていたら
あっという間に本番直前です。

まず一部は芽亜利・Jさん。
彼女はSingin’ Mamaとして活躍しているシンガーソングライター。
母性を感じる持ち歌がいつも素敵なのですが
波の音とコラボレーションしている心地よいインストから始まって
めありんワールド炸裂!まさに惹きこまれっぱなしの素晴らしいステージでした。

そして休憩をはさんで八月真澄さんのステージ
(八月さんは私がヨーデルを習っている先生です。)
賑やかなサンバのオープニングからボサノバ、シャンソン・・もちろんヨーデルも。
八月さんの歌は素晴らしいのはもちろんのこと、動き、MC・・全てがきちんと計算されている
まさにショー☆☆プロって本当に凄い!!

この八月さんのステージの最後の方で出番がやってきました。
「安里屋ゆんた」です。

この沖縄ライブでどうしても三線を弾きたい!と
八月さんは去年の8月からずーっと三線の練習を続けていました。
ゆんたの一番は八月さんのソロ
そしてその後間奏からクイパラの友人二人が三線+私の島太鼓でサポートです。

八月さんの素晴らしいステージの最中ですもの。
へたれる訳にはいきません・・って妙な力も入ってしばらくは表情が凍っていたかも^^;
でも、太鼓の先生に「ステージでは笑顔で楽しく叩くこと!」と言われていたのを思い出し
音楽の楽しい部分だけを感じて。
太鼓を叩きながら囃子をいれるのも練習してましたので、どうにかなったかしら?

http://www.geocities.jp/maria_mc_2003/yunnta.JPG
その後、今回の沖縄ライブを記念して作られた「コーラルヨーデル」でも島太鼓担当。

ライブの最後に八月さん、芽亜利・Jさんとサポートメンバー全員で「うちなーるスマイル」を演奏しました。
このうちなーるスマイルは、芽亜利さんの好意でCD作成の時も私の三線をレコーディングしているのですが
レコーディングなんてまったく未経験のこともあり
全然うまく弾けなくて、ものすごく悔しい・・というか
もっといい音で芽亜利さんの歌を支えたかった思いがあるのです。

今回のライブで初めて人前でこの曲の三線を弾くにあたり、
今度こそ失敗なんか許されぬ・・とばかり(笑)にずっと練習してきました。
それでもリハの時は緊張の汗をかいて、ポジション移動がうまく行かずに焦りもしましたが・・・。

歌の途中、歌詞にあわせて手話をいれて、お客様皆さんにも参加してもらったのですが
会場中が一体となる素敵な空間の中で、私もどうにか楽しんで弾くことができました。
そしてライブ終了☆


http://www.geocities.jp/maria_mc_2003/sumire.JPG
プロのお二人の音楽のサポートをさせていただくという貴重な経験
本当にありがとうございました。とても感謝していますo(^。^)o

その後打ち上げで美味しいビールを呑んだのは・・当然のこととして(笑)



3/30(日)沖縄最終日

もう五日目かぁ。早いなぁ。
ホテルをチェックアウトして、叔父に迎えにきてもらい(滞在中叔父は私の専属運転手のようでした(笑))、宜野湾の親戚のところへ。
昨日のライブも聞きに来てくれていたのですが、ゆっくり話しまではできなかったので
四人で美味しいランチです^^

満腹になったところで親戚と別れ、コンベンションセンターへ。
この日まで「沖縄の至宝、10人展」というイベントが行われていたのです。
15時からの舞台にはまだ時間があったので、まずは展示スペースを覗いてみました。

10人の人間国宝の人物紹介とその作品紹介。
三線や独特な工工四も飾ってありましたし、読谷花織や舞台小道具…。
実演もあり、普段「地味な色合いかなぁ・・」と思っていた芭蕉布の原料である糸(芭蕉から作る)が
実は物凄くキラキラした色合いだと知りとっても驚いたり、紅型の色付け作業を見せてもらったり。
沖縄の伝統って凄いですね(改めて)。

そして、お楽しみの舞台です。
三階席になっちゃいましたが、座れたのはセンター一列目!
友人達と身を乗り出さんばかりの勢いです(笑)



幕が開くと・・・うわっ!すごーい!!
まずは琴が30人
笛に胡弓、三線はなんと160人!?
圧巻ですね~。

プログラムは後に書きますが、一度観てみたいなぁと思っていた組踊りも一応(セリフがわからなくて、途中ねむねむ大王に負けた(笑))初めて観ることができました。

休憩挟んで第二部は舞踊もはいります。
私はそんなにたくさん琉舞を知っているわけではないですが
上い口説や浜千鳥など、お馴染みのものもありました。
しかも、どちらも舞方の人数の多いこと!
フォーメーションをうまく組んであり、とても綺麗な舞でした。

それにしても、感じた(気になった)のは沖縄のおおらかさというかマナーのなさというか(笑)
会場は満席状態、立ち見の方もかなりいる状態でしたが
通路に座る人がいるのは当たり前。
舞台の途中で携帯の着メロが鳴り、客席のおしゃべりはもちろん
私の隣の人は一緒にずっと歌を歌ってました。
そうそう、展示の会場もそうでしたが、みんな写真撮影もしてましたからね^^;

自由だなぁ・・沖縄(笑)
でもね、それで嫌な気持ちになった訳ではなくて
なんだか寛容になれる空気がそこにあるんですよね。
「まぁ・・いっか」って。
それが「沖縄」なんだなぁ・・って、妙な感動と納得を覚え。

本当はステージ最後まで観たかったのですが
飛行機の時間もあるので、途中で退席。
会場を出たのは18時で空港の集合時間は19時。
「一時間では(空港に)着かないかもねぇ」という言葉に少々びくびく。

本来ならバスで空港に向かう予定だったところ、
ピンチを察知した叔父が迎えに来てくれたのでどうにか間にあいました。
ふぅ。よかった。

・・とはいえ、ギリギリであることに変わりなく
お土産を買う時間もないまま(T∇T) に出発です。


ばいばい、沖縄(^^)/次は六月ね~!




一応(笑)記録
☆☆☆「沖縄の至宝、10人展~匠の技一同に」☆☆☆
第1部
(1)琉球古典音楽斉唱 「天川節」、「仲順節」
(2)組踊「女物狂」
(3)箏曲斉唱「六段菅攪、源氏節」

第2部
(1)長者の大主
(2)浜千鳥
(3)ゼイ
(4)上り口説、下り口説
(5)大漁
(6)春遊び
(7)花
(8)馬山川
(9)遊び
(10)華や華