第九前夜
明日はいよいよ第九の本番。
今日最後の練習に行ってきました。
初めてソリストの方々を迎えての練習となりましたが、合唱団の気合も十分!
今日までは一般参加のメンバーのみで練習をしていましたが
明日はプロの合唱団と合流し、歌声も更にパワーアップすることと思います。
私にとって四回目の第九・・とはいえ
実は、客席に向かってオケの後ろに並んで・・という普通のスタイルは初めて(笑)
1万人の第九やすみだ第九のように、感動で泣いたりなんかしていられません。
その違いなのでしょうか?人数が少ないからかしら?
今回第九を歌っていて、ハーモニーの美しさに歌いながらぞくぞくすることがあります。
第九には小難しい和音は一切ありません。ほとんど全部ド・ミ・ソ。
だからといってもちろん簡単ではないのですが、でも、以前少しだけ練習した
モーツアルトのレクイエムに比べればなんとシンプルなんだろうと思っています。
このシンプルな響きが逆に人の心をつかむんでしょうね。
今回私が改めて素敵だなぁと思ったのは合唱の最後三小節。
Freude, Schöner Götterfunken! Götterfunken!
Götterfunken!は四声ユニゾンなのですが
'Freude'の'de'部分で音をふくらませて
'Schöner'で最後のハーモニーを響かせる。
終わりよければ全てよし・・というわけではありませんが
この部分のハーモニーがとても心地よいと感じたのは今回が初めて。
明日はどんなステージになるでしょうか?
今からとても楽しみ♪