maria_55’s blog

Yahoo!ブログで2005年~2014年まで書いていました。こちらは保管用。更新いたしません。

好きな唄から思いは巡り・・

私が一番好きな民謡。
八重山民謡の「月ぬ美しゃ(つきぬかいしゃ)」という歌があります。

月ぬ美しゃ  八重山民謡

月ぬ美しゃ 十日三日  
       (月が美しい十三夜)
美童(みやらび) 美しゃ 十七つ 
       (乙女が美しい十七の頃)
ホーイチョーガ

東から上がりよる 大月ぬ夜 
       (東から上がる満月の夜)
沖縄ん 八重山ん 照らしょうり  
       (沖縄、八重山の島を照らしているよ)
ホーイチョーガ


この歌はいわゆる子守唄。(「夜の子守唄」と言われることもあるみたい。)
八重山では昔、子供の世話は家族だけでなく「ムラニ(守姉)」と呼ばれる女の子がしていたそうです。血縁のない子でも大切に育てましょうという伝統。

守姉の温かい背中を感じながら、この歌を聞き眠る子はどんなに幸せな思いでしょうね。

ちなみに意味は「月が美しいのはまだ満月になりきれない十三夜、娘が美しいのは十七の頃―。」ですって。
わたしはもうすぐ「美しい時代」から二倍の年を経ることになります(笑)


昨日、ちょっと悲しくなってしくしく泣いていたら友人がメールをくれました。
「女性として子供が生めて、ある程度きれいでいられるのは後10年はないんだということ。あっという間だよ。
幸せに向かって貪欲に突き進むべきだと思いますよ。
幸せになって良いのよ、うん、うん、いいの、いいの」

もちろんどんな年代になったって、その時々一生懸命生きて、泣いて笑って・・有意義な時間を送ることができるでしょう。

でも、「女性」として今しかできないこと。
今やらなければならない(期限がせまっている)ことが本当にたくさんあるんだと、改めて思った。

ちゃんと歩こう。前にむかって。
私、幸せになりたい。


あっ、話題がそれちゃった^^;(笑)