maria_55’s blog

Yahoo!ブログで2005年~2014年まで書いていました。こちらは保管用。更新いたしません。

悲しい出来事

最近ファン限定記事ばっかりですね^^;
でも、おおっぴらに言うつもりはない事ばかりが起こります。

5年ほど前にちょっとだけお付き合いしていた人がいました。
その当時に勤務していた派遣先の会社の社員さん。

一人で毎晩焼酎ボトル一本あけるほどの大酒飲みで
仕事は「適当に・・」の人で、バツイチで女ぐせが悪い。
どう考えても「ダメ男」でしたが、なんでしょう?構ってあげたくなってしまう。

でも、つきあい初めて三ヶ月くらいで、他にも女性がいることがわかり別れました。

その後も私はその会社にいたので、数人で飲みに行ったりしていて
「よりを戻そう」といつも言われていましたが・・
三年前のゴールデンウィーク
またしても女性の肩を抱いているのを目撃してしまい、一切連絡をとるのをやめました。

去年の夏。
「会社の健康診断でひっかかり、再検査したら
逆流性食道炎、十二指腸潰瘍、胆嚢にポリープがあった」と突然メールが来て心配していたところ
今年の二月には黄疸が出て緊急入院し、胆嚢癌を宣告されました。

「ヒドイ男だ」と忘れようとしていたのに、具合が悪い姿なんて余計見たくない。
お見舞いに行くのをとてもためらい、最初は友人に一緒についていってもらいました。
会ってみると意外にも元気でタバコまで吸っており、相変わらずの減らず口。

四月に大きな手術。
しばらく危険な状態の時もありましたが、五月には普通に食事もできるようになり六月には退院。

私は月イチペースだったので、四回ほど病院に行きましたが
重病人だなんて様子は少しもなく。

退院した後、先月一度飲みに行きました。
胆嚢癌の切除の前に、肝臓も80%切り取っていたそうですが
全然平気な顔して焼酎ガバガバ飲んで。

もうすっかり大丈夫なんだなぁ・・って安心していたのに


先週の金曜日に彼は亡くなりました。

退院してから、わずか一ヶ月半の間でお見舞いに来てくれた人のところほとんど全部廻って
大阪や京都に行くときにはご両親も連れて親孝行。
私にも八月中に連絡があり、とても忙しかったのと私が精神的に不安定だったので
「来月にする?」なんて返事をしたら、「自分が都合をあわせるから八月中に」って。
今にしてみんなで話をしてみると、ちょうど今月頭に再入院し、そのままだったそうです。
彼はもしかしたらわかっていたのかしら?


ふくろ祭りの日がちょうどお通夜の日。

エイサーはもともとお盆のウークイ(送り)の時に
魂が淋しがらないように太鼓を鳴らしたのが始まりと聞いたことがあります。

私は彼の魂を送るために、太鼓を叩いていました。

今でも彼の死に対して実感は全くありません。
亡くなったと聞いた時はかなり動揺もしました。

でも、とっても淋しがりやだった彼のことを忘れることなく
私は生きていこうと思います。