季節感

今朝は台風の影響で朝から昼にかけてだいぶ雨が降りましたね。
私も家を出たときはざーざー降り。
表参道に着いた頃には少し止んでいたのですが、いつまた「ざーっ」と来るかわからない。
会社までの道のり10分ほど早足でうつむき加減に歩いていたら・・

私の前を歩いている三人の女の子。（友人同士ではなくバラバラに歩いている）
みんな10代～20代前半。
うち二人が・・ブーツを履いている。

今年の春先からずーっと気にはなっていた。
なんでこの季節にブーツを履くの？

一人の子が履いていたものは防水加工がされていそうだったので
「長靴がわり」と返事が聞こえてきそうだが
じゃぁ、あなたは仕事中も社内で長靴はくの？？
（もちろん同じ子ではないのですが、うちの会社のビルでは
ブーツを履いて仕事をしている子を何人も目撃できます）

暑くない？蒸れないの？？サンダルの方がラクでしょうに・・
おばちゃんな私としては、ぶつけられない言葉がたくさん胸にあるのです。

気になってお昼にプラプラネットショッピングしていたら
靴屋さんのところに「ブーツは冬だけのものではない。」の文字

うーーん＾＾；
でもさ、この暑い日に、まして足を痛めるような低木が茂っているわけでもない
コンクリートジャングル東京で何の抵抗もなくブーツ履けるのって
今まで人間が持っていた「何か」の感覚が壊れてないか？


ブーツだけじゃない。
たとえば食べるものだって「季節感」とか「旬」を失っているものいっぱいありますよね。
もちろんスーパーでお買い物したって「旬」のものの方が安いんだから、
お野菜やお魚も一番栄養価が高くて、しかも美味しい時期にいただいている人の方が多いのでは？
とは思っていますけど。

食べるものだって、着るものだって
その季節ごと、その土地ごとにピッタリの相性のものがあったはずなんです。
でも、いまや流通も技術も発達しすぎてみーんなごちゃまぜ。
「欲しい」と思ったら、お金さえ出せばなんだって手に入っちゃう。

でも忘れちゃいけないはず。
日本には「四季」っていう素晴らしいものがあるんだから
もっともっと純粋に楽しんだほうが、まず自分の体のためだと思う。

暑い時期には体からちゃんと熱を逃がせる涼しい格好で、
同じく体を冷やす作用のある夏野菜を使って料理をし
土用の丑の日にはスタミナつけるために「うなぎ」でも食べてさ。
夕涼みがてら水辺に集まって花火を楽しむとかね。

「私はこれが好きだから」「クーラーの効いてる部屋ならブーツでちょうどいい」なんて
自然に逆らってばっかりいると、そのうち本当に地球が壊れちゃうよ。

って・・朝からなんとな～くブツクサブツクサ言っていたのでした（笑）




でね、友人のブログをさっき覗いてみたら、ちょっぴり似たようなことが書かれていたので
しばしこの記事の投稿を悩みました・・（かなり愚痴っぽくなってしまったしm(__)m）
・・でも、いいや（笑）書いちゃおう。
「季節感がない」ことに寂しさを感じている人が他にもいたことに、少し安心しています。