maria_55’s blog

Yahoo!ブログで2005年~2014年まで書いていました。こちらは保管用。更新いたしません。

★ロン・ティボー国際音楽コンクール ガラ・コンサート★

ロン・ティボー 国際音楽コンクール ガラ・コンサート
2006/2/23(木) 19:00開演
サントリーホール

ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
ジャン=ジャック・カントロフ

サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲 第3番 ロ短調 作品61
南 紫音

ベルク:ヴァイオリン協奏曲 「ある天使の思い出」
フレデリク・サイス

指揮:広上淳一
オケ:新日本フィルハーモニー交響楽団


★★★
司会事務所の後輩がなんと招待券をたくさん用意してくれ
うちの楽団メンバーを始め、ブログ友人のたこすけさん、第九友達のこたつさん・・
15名分のチケットを配りまわることに^^;

開演直前まで外でバタバタして、席についた時はもうオケ奏者が席に着きつつある。
息を整えて、一曲目はさっそくカントロフの演奏。

さすがに堂に入った演奏。凄いねぇ。
私・・昔少しだけヴァイオリンを弾いていたことがありますが
ヴァイオリンって弓のスピードやヴィブラートのかけかたでも音程が変わってしまう
(だから逆にバレにくいということもあるけど)
あそこまでピッタリピッタリの演奏ってそうそう聞けません。
結構長い曲ですが、三楽章のロンドまで全然飽きることなく満喫o(^。^)o

そして、休憩を挟んだあとは
南紫音さんの登場。
サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲は私ももともと大好きな曲だし
TVのCM(このコンサートの)でも最近耳にしていたので、とっても期待していました。

座席がちょうどオケのすぐ横だったのでソリストは背中しか見えない。
16歳の少女がこれだけのホールでたくさんの聴衆を前にどんな演奏をするんだろう?

曲の最初は少し音域の低いフレーズのせいか
それとも緊張してしまったのか?
先ほどまで聞いていたカントロフの音に比べるとくぐもっているように聞こえたが
すぐに調子が上がってくる。

会場でもらったプログラムに「南紫音さんは、日本刀のようにさえて強く、鋭角的に切り込む音楽」
と書いてありましたが、うんうん。そんな感じかしら?
細くて(というより繊細で)スピード感のある音。
この音でモーツアルトはまだ難しいかもしれないけど、
サン=サーンスの世界、堪能。

そして、ラストはロン・ティボー国際音楽コンクール一位受賞者
フレデリク・サイスさん。

・・・・・曲が・・難しかった(T。T)
どうやらこの曲、課題曲だったらしいのだけど
審査員さんは・・大変だろうなぁ(笑)

そして、指揮者の広上さんの動きがあまりに可笑しすぎて
どうしてもそちらに注目を・・^^;

なんだかコンサートの感想としてはとてもしまりが悪いのですが
いやいや、それでもとても素晴らしい演奏を聴いて(その後飲み会もして)
身も心もリフレッシュp(^。^)q

いよいよ明後日は第九です。
私もがんばろうっと!