★ライオンキング★ 12/14（水） ソワレ

劇団四季のライオンキング初観劇＾＾

ロングランが続く中で、友人から話も聞いたことあるし
テレビなどで紹介されている映像も見ていたけど
どうしても興味が沸かなかったライオンキング。
たぶん、人間の頭の上に草があったり
両手と頭上に鹿がいたり・・というのが人形劇を思わせていたからだと思う。

舞台が始まってすぐにまずかなりびっくりさせられる。
私が座っていたのは比較的後ろ側の下手通路の近くだったけど
後ろの扉から大きな大きなゾウが現れ、続いていろんな動物が舞台に向かっていく。
更に驚くことに、近くで見ても感心するくらいそれぞれの動物の動きをしっかり表現している。

私が予め思っていたのと全然違うんだぁ・・とかなり反省。
ほら、人形劇ってついつい人形を操る人間に目がいってしまいません？？
ところが、この舞台、ほとんど「ヒト」を意識しませんでしたから。
ムファサとスカーが喋っている時に、ライオンのように少し前かがみになると
頭上の「ライオン仮面」が違和感なくかぶれるのも相当な工夫だと思う。

音楽も結構私好み（笑）
サバンナで歌われる音楽は5度のハモリが強くて、神秘的な雰囲気になったり壮大さを感じたり。
ラフィキの独特な歌い方（音の響きを高くしたり低くしたり）も
この舞台の雰囲気にはぴったりでとてもよかったと思う。
ほとんどが初めて聞く曲だったし、他のミュージカルと違って口ずさめなさそうだけど
CD買っちゃおうかなぁ・・ってo(^。^)o

もう一つ気に入ったのは、ヤングシンバの可愛さ！
元気のいい子ライオンだけあって、踊りづくめだったけど
ヤングナラの子と呼吸もぴったり！
まだ子供なのに、彼らもプロの役者なんだなぁ・・と感心してしまいました。

ストーリーはディズニーらしく子供にもわかりやすい。
もともと友人にストーリーを全部聞かされたことがあるので
新たな感動・・というのはなかったけど
でも、たとえば父が子に注ぐ愛情表現なども丁寧に演じられているし
ティモンとプンバとのやりとりには思わず笑ってしまう。
最後にシンバが勝った時は、心の中で「やったぁ！！」と素直に思えるくらい。

なんだかとても温かい気持ちになれるミュージカルでした。
だから冬になるとテレビでCMするのかしら？？

とっても気に入ってしまったので、まだ観たことがない友人がいたら
是非つれて行っちゃおう＾＾と思っています。