maria_55’s blog

Yahoo!ブログで2005年~2014年まで書いていました。こちらは保管用。更新いたしません。

シルヴィ・ギエム 「最後のボレロ」

シルヴィ・ギエムの「最後のボレロ
Aプログラム
「スプリング・アンド・フォール/小さな死/シンフォニー・イン・D/ボレロ
12/2(金)18:30開演 フェスティバルホール

*********
バレエのことは本当に何も知らないのですが
今年の七月から一ヶ月務めた会社の友人がバレエファンだったのを思い出しメールをしたところ、
シルヴィさんは「今大人気の実力派プリマ」だと聞きました。

最初はスプリング・アンド・フォール。
どの人がシルヴィさんだろう??わからないけど、皆手も足もスラリとしていて
その優雅な動きは本当に魅力的。
終わったあとすぐに休憩に入ったので、プログラムを見てみたら
あら?
シルヴィさんはまだ出てないんだ^^;今のは東京バレエ団の方たちの踊りでした。


そして休憩後、シルヴィさんが出てくる。
うわぁ。大きい!これが第一印象。
もちろん大柄という意味ではなくて、手と足の動きがとても大きくて目が離せない。
素敵な人だなぁ。と正直に思いました。
その後もう一曲東京バレエ団の方々の楽しい踊りがあって
休憩を挟んだあとメインの「ボレロ」へ。


幕が開くと真っ赤な丸いステージ。
その周りにたくさんの男性がコを左に90度回転させた形に並んでいる。
タンタタタ タンタタタ タンタン
タンタタタ タンタタタ タタタタタタ
この無機質な音楽に合わせてシルヴィが動き始める。
踊りも最初は動きが小さいが
曲の盛り上がりに合わせて動きが激しくなってくる
真っ赤なステージを囲んだ男性のダンサー達も最初はみんな座っているけど
だんだん踊る人数が多くなってくる。
トロンボーンのソロのあたりは本当に鳥肌モノでした。
舞台が赤と黒の色彩なので儀式のような神聖なもの(見ちゃいけないもの)を
見てしまったような感じ。
曲を知っている分だけ終わりが近づくのを意識してしまうのだが
できることならずっと見ていたいと思った。


急激な曲の終わりを迎えてからしばらくボーっとしてしまうくらい
本当に凄いものを観てしまいました(笑)
前出の友人はギエムを見てバレエにはまったと言っていたけど
私もできればもう一回観たい!
ボレロはこの公演で踊りおさめということだけど
絶対また観にいこうと心に決めました^^



追記・・
バレエは初めて見るとはいえ、なんとも自分の表現力のなさが口惜しい。
これじゃ司会者失格だぁ(T。T)
もっと感性を磨いて、ボキャブラリーも増やします。反省。