思わぬ落とし穴
私は4歳からピアノをやっているので、絶対音感なるものがある。
(最近あやしくなってきたけど・・??)
トロンボーンを始めたときもバイオリンをかじった時も
はたまた普段歌う時だって、一度聞いたら音符が全部頭に入るので
譜読みだけは早いし、それなりに上達も早かった。
ところが・・・。
三線でとんでもない壁にぶつかってしまいました。
うちの教室は基本のチューニングを
B♭E♭B♭でとります。(これが「本調子」)
三線の曲にはチューニングが三種類あって、曲によって調弦を変えます。
「二揚げ」の曲なら二弦を一音あげてB♭FB♭に。
ここまではなんとかなった。
28日の練習の時に初めて「三下げ」の曲を練習したのだが
調弦はA♭E♭B♭
(本調子から三弦を一音下げる)
いやーん、私が開放で覚えてしまっているB♭の音は「五」という
ポジションを押さえないと出ない!!
私の悪い癖で、工工四(漢字で書いてある楽譜)をちゃんと読むより
耳で聞いた音を頼りに弾いてしまっていたので
一音ずれると結構大変。
あーー、練習しなくちゃ・・。
この曲の後、先生が追い討ち(!?)をかけました。
「一弦を一音下げたら、(A♭E♭A♭にする)二揚げの曲が弾けますよ!
最後に酒田川を弾いて終わりましょう!」
・・・・。
確かにそうなんだけど。
かくして前回猛練習して弾けるようになった「酒田川」も
一から覚えなおしとなりました。
やっぱり基本に忠実に覚えないと
楽器って難しい(涙)