★RENT（東宝版）★ 11/26（水） ソワレ

ＲＥＮＴ
http://www.tohostage.com/rent/

１１／２６（水）　１９：００～
シアタークリエ

☆キャスト☆
マーク ・・・ 森山未來、ロジャー ・・・ Ｋ、ミミ ・・・ ＤＥＭ、コリンズ ・・・ 米倉利紀
エンジェル ・・・ 田中 ロウマ、ジョアンヌ ・・・ Shiho、モーリーン ・・・ Mizrock 、ベニー ・・・ 白川侑二朗

高尾山＆薬王院に行った後、池袋で師匠の三線お稽古を受け、そして日比谷でRENT観劇です。
こんなムチャムチャなスケジュールなのに、何故日程をずらさなかったかと言うと・・・

かなりの良席だったんです＼（＾。＾）／
センターブロック前から４列目っ！！！
自分で座席指定で早くからGETしていたチケットなので、譲渡する訳には・・（笑）

ということでＲＥＮＴです。
前回（１９９８年～９９年）の日本版はガラコンサート（２００２年かな？）しか行けませんでしたので、
あの時のＲＥＮＴブームに乗れずにちょっぴり悲しかったり（Ｔ。Ｔ）
去年は来日公演を観ているのですが、うしろーのはじっこーの席で「ムーー」（←これはＲＥＮＴを観たことのある方はおわかりかと＾＾；）できなかったり・・。

でも、この作品大好きなんです。
まず、音楽の一つ一つに物凄いパワーがこもっていること。
登場する一人一人が泣いたり笑ったり怒ったり、とても素直にそして懸命に人生を歩いていること。

時代背景は1989年12月24日からちょうど一年間のニューヨークのイーストヴィレッジ
当時のイーストヴィレッジはかなり治安も悪く、いわゆるスラム街だったとのこと。
登場するキャラクターにはゲイ・レズビアン・ドラッグ中毒、HIVなど
貧困だけでなくとにかく「マイナス」の要因を背負っている。
それでも夢を追いかけ友と歌い、人を愛し・・笑いすれ違い激怒し涙し・・・

私はレズビアンでもエイズでも貧困でもないけれど、彼らに共感することが本当にたくさんあります。

生きることって難しい。
でも生きることって素晴らしい。

ＲＥＮＴを観ると（音楽を聞いただけでも）、とてつもないパワーをもらえますよ♪
未体験の方はこの機会にぜひどうぞ～！
（日本語だと内容もわかりやすいですし♪）

そして・・・ＲＥＮＴの全米ツアーが来年年明けからスタートし
なんとツアー最終地はTokyo Japanです（笑）
赤坂ACTで８月。来月くらいには・・ＲＥＮＴに関してご報告できることがあるかも～o(^。^)o

さて、観劇レポ・・書いちゃいます。
興味のない方＆RENT観劇がこれからの方はネタバレするかもしれませんのでスルーでどうぞ！

ストーリーテラーのマーク
映像作家を目指す彼はいつもカメラを回して友人たちのことも一歩ひいたところから見ていて・・
そーんなにアクティブなイメージのないマーク役に森山未來君ですよ！
とにかく飛んで走ってクルクル廻って、どこか挑戦的な目をしていて。
意外なマークで面白かったです。
彼ってそんなに二枚目ではないのに、ついその表情に惹きつけられてしまいますね～。

マークのルームメイト、ロジャーのKさんはお初にお目にかかりましたが
歌は上手いですね～。
演技はまだまだな部分もありますが、これからが楽しみな役者・・いや、彼は歌手なのかな？

対するミミは・・ちょっと私の好みではなく・・。
声はとても良いのですが、ミミの内面をたぶん捉えられてない（か、表現しきれていない）
ミミはとにかくロジャーを誘惑しまくるのですが、棒立ちじゃちょっとなぁ。
うーんうーん＾＾；

この日私が思いがけず釘付けになったのはエンジェル＆コリンズですよ！！！
エンジェル・・というのは、ゲイの役。
男性ですがスカートはきますし、でもストリートドラマーだったりするので力強く太鼓も叩きますし。
田中ロウマさん、結構筋肉ムキムキなのですが、とにかく可愛かった～(〃∇〃)

そしてエンジェルと恋に落ちるのがコリンズ。米倉利紀さん。
以前何か曲がヒットして・・でも最近お見かけしてないなぁ？っていうくらいの知識しかなく
全然期待していなかったのですが・・
この人の声にくらくらくら・・・。堕ちました・・。好き～（*￣ー￣*）

本当に素敵な声なんですよ。歌もうまいし。
節回しで「えっ・・それはないでしょ？」って部分もありましたが
あの低音の魅力でもうALL OKです。
コリンズとエンジェルがかなり頻繁にチューっ（*＾＾）＾*） ってしているのにドキドキしちゃいますが
二人を観たいので、RENTはリピート決定です（笑）

ジョアン＆モーリーン
まったくタイプの違う二人の女性（レズビアン＆バイ）
いつも喧嘩しながらも愛し合っています。
モーリーン役のmizrockさん、小さくて可愛らしい人ですね。
見せ所のパフォーマンスはオリジナルほどの派手さはなくなっていましたが
それでも「むーー」とか「もーー」とか会場に言わせるパワーは素晴らしいです。
ジョアンヌも歌はお上手ですね。
弁護士さんのなので表情もキツめにしているのですがたまにフッと見せる笑顔がラブリーです。
カーテンコールの時など、つい彼女をみてしまいました（笑）

ベニーさんは・・・。うーん。可もなく不可もなく。
もっと嫌なヤツになり切れればよかったのになぁ。

そうそう、今回のキャストはオーディションで選ばれた新人（ミュージカルデビュー）さんが多いのですが
音楽をオリジナルに近づけることにかなり執心したのでしょうか？
歌に関しては文句ありませんが、やはり演技力不足な部分もたくさんありました。
エンジェルが亡くなった後のシーン・・。
とても大切なシーンなのですが、学芸会みたいになってしまい残念。
でも、まだ一ヶ月公演が続きますからね。
キャストの皆さんがRENTの一員として駆け抜けて
これからもミュージカルの世界で羽ばたいてくれることを期待します。

もう一回・・１２月後半に観にいきたい＼（＾。＾）／
来年の公演に向けてお金貯めなくちゃいけないのに（笑）