maria_55’s blog

Yahoo!ブログで2005年~2014年まで書いていました。こちらは保管用。更新いたしません。

君子の交わり

君子の交わりは淡きこと水の如し
小人の交わりは甘きこと 醴(れい)の如し

Yahoo!辞書によると・・・
  君子は人と交わるのに、水のようにさっぱりしているので、友情は永く変わることがない。

なんでしょう。
さっき突然思い出しました(笑)
・・というより、「小人の交わりの「醴」って何だったっけ?」と気になって調べてみたのでした。
※:醴=甘酒だそうです

高校時代に漢文の授業で習って、一番胸に残っていたものです。
うちの高校の同窓会はこれをモトにして「淡交会」というので
たぶん卒業生ほとんどみなさん覚えているんだと思いますけど・・。

且君子之交淡若水、小人之交甘若醴。君子淡以親、小人甘以絶。彼無故以合者、則無故以離。 
荘子』の山木篇より

< 読み方 >
且つ君子の交わりは淡きこと水の若く、小人の交わりは甘きこと醴(れい)の若し。
君子は淡くして以て親しみ、小人は甘くして以て絶つ。
彼の故無くして以て合う者は、則ち故無くして以て離る。

< 意味 >
君子の交際は水のように淡泊であるが、小人の交際は甘酒のように甘いものである。
君子の交際は淡泊であるがゆえに親しみは深くなり
小人の交際は甘くて利を離れないゆえにやがてとだえてしまう。
理由なしに結ばれたものは理由なしに離れ去るものである。

せっかく思い出したので、今一度胸に刻んでみたいと思います^^
人と付き合う上で、とても大切なことですし。


それにしても・・薬膳といい・・私、最近中国づいてますね(笑)
何ででしょ?(←全然意識はしてない)