★ジキル&ハイド★ 12/25(日) ソワレ
キャスト
ヘンリー・ジキル/エドワード・ハイド:鹿賀丈史
ルーシー・ハリス:マルシア エマ・カルー:鈴木蘭々
ガブリエル・ジョン・アターソン:石川禅 ダンヴァース・カルー卿:浜畑 賢吉
★★★
今日は一人でミュージカルを観に日生劇場へ。
B列(前から5列目)ど真ん中という素晴らしい席のチケットを買うことができ
久々に東宝ミュージカルを堪能。
自分の父親の病気を治すために人間の「善と悪を分離する薬」の研究をしていたヘンリー
周囲の人々から変人扱いされながらも、
ヘンリーのことを心から愛する婚約者エマの支えに感謝をしながら
自分の研究が正しいことを信じ没頭していた。
ある日娼婦のルーシーと出会い、彼女の言葉から
自分自身が「善と悪を分離する薬」の実験体になろうと決心する。
薬を飲むと、熱と恍惚感・・急に寒さを感じ
彼は自分自身の”悪”の分身であるハイドを生み出し・・・
というストーリー。
ジキルとハイドという二つの人格を見事に表現する鹿賀さんにまず拍手!
凄まじかった・・。前半部分ではジキルとハイドは髪型を分けて登場するのだが
クライマックスシーンでは心の葛藤として、舞台にでずっぱりで
代わる代わる二つの人格を演じることになる。
結構前の方で観ていたこともあるのだが、鹿賀さんがハイドになったとたん
その目つきに背筋が凍る・・・。
もちろん照明や歌っているメロディーなどの効果もあるけれど
やっぱりあの演技は凄いとしか言いようがない。
そして、マルシアの演じるルーシーも良かった♪
春にレミゼで演じていたファンティーヌとは全く違う印象。
今回の役どころは自分を殺して仕事をする女性
(素の自分と娼婦の自分・・やはり二つの心がある)
歌も踊りも見事だったし、とても惹き付けられました。
スピード感のあるストーリー展開とぴったりの曲もよかったし。
次回の公演もまた観に行きたいなと思いました。
今回のエマ役は最初知念里奈ちゃんだったのに
産休のために代役になってしまったのよね^^;
ということで、今年ミュージカルはこれで見納めかな。
来年さっそく二つほど観にいきたいと思っていますが(笑)