ベルリン・天使の詩
ベルリン・天使の詩
1987年のヴィム・ヴェンダース氏の作品でカンヌの監督賞を受賞している。
この作品をずーっと長年見たいと思っていた私。
昨日日比谷で行われた試写会のお知らせに飛びついて
仕事後に見て参りました^^
見たいと思ったきっかけは、中学時代にさかのぼります。
(まさにこの映画が上映されていた頃でしょう)
当時の担任の先生が授業の前に、
「昨日「ベルリン・天使の詩」っていうとてもいい映画を見てね・・・」
って話してくれました。
ちなみにこの先生は当時30代前半、独身でいつもワイシャツはよれよれ・・
女子生徒には「もう!先生、手が焼けるわねぇ」って感じで
男子生徒にとっては覚えたてのちょっとエッチな話にも
冗談交えてつきあってくれるような先生。
当然「昨日・・とてもいい映画を見てね・・」の続きは
男子に「先生、女の人の裸のやつみたんじゃないの~」
と切り返され、違う方向に盛り上がって終わってしまったんだけど
その時の記憶がずーーーっと私の脳裏に焼きついている。
今回試写会のお知らせをみて、再びその光景が脳裏に浮かび
やっぱり一度は見なくちゃなぁ・・と思って招待券を手に入れました。
ストーリーは・・(これから見ようと思う方は読み飛ばしてね)
もちろんベルリンの町が舞台。人間のそばにいつも寄り添い
助けたり、傍観したり・・長い歴史を見つめてきた天使達。
その天使の一人がサーカスの空中ブランコ乗りの女性に恋をする。
天使の存在を知ることができるのは唯一子供だけ
生身の人間と天使は話をすることもできない。(感じることはできる)
かの天使は彼女との恋を成就させる為に不老不死の生活を捨てて
人間になる。・・そしてハッピーエンド
・・書き出してみたらこんな感じなんでしょうけど。
ふぅ~~。とにかく難しい映画だった~^^;
台詞の一つ一つ、シチュエーション・・いろんな思いを託して
いるのでしょうが、まだお子ちゃまな(!?)私には難しすぎました。
かわいいなぁとか素敵だなぁと素直におもった部分もあるのですが
肝心のクライマックスシーンの台詞の意味がさっぱり理解できなくて・・。
先生~。
気がついたらあの頃の先生と同じ年になったけど
わっかんないよ~(T。T)
ちなみに私がタイトルからイメージしていたのは
「第二次世界大戦中(もしくは終戦後すぐ)のドイツを舞台に
小さな女の子(=天使)が健気に生きる物語」でした(笑)
こっちはありがち??
昨日実際に見るまで、本当に「女の人の裸のやつ」だったらどうしよう
っていう不安もちょっぴり残っていたりしました。
どなたか、この映画をお好きな方がいらっしゃいましたら
教えてくださいm(_ _)m
あっ!私が本物の恋をしたらクリアできるかも
再チャレンジだな(笑)