★レ・ミゼラブル★ 3/31(木) ソワレ
ネタバレになってしまうかも。これから観劇予定の方はご遠慮くださいませ♪
恐らくレミゼ大好きな方でないとわからない内容の話・・だと思いますm(_ _)m
昨日消えてしまった観劇ルポ・・再び(笑)
キャスト
バルジャン:山口祐一郎 ジャベール:鈴木綜馬 エポニーヌ:ANZA
ファンティーヌ:マルシア コゼット:知念里奈 マリウス:岡田浩暉
アンジョルラス:東山義久 テナルディエ:駒田一 テナ妻:森久美子
★★★
何故この回のチケットを取っていたかというと・・。
実は本田美奈子ファンティーヌの楽だったはずなのだ(涙)
そして、駒田テナの楽でもある(←実は知らなかった^^;)
今回は本当に自然にテナ夫妻に目が行った。
宿屋でのコミカルなやりとりも、宴会乞食のシーンも
もともと息ぴったりな二人だけど、夫婦の絆を見せつけられた!!って感じ。
いつも以上に多かったアドリブもお互い絶対に見逃さない。
(かといって、「打合わせ済み」みたいな惰性っぽさはない)
終演後のカーテンコールでも、「仕立て屋→宿屋→明日から床屋」と
コメントした駒田さん本人はもちろん、森久美さんもみんなも涙を流している。
いつも思うけど、舞台を去る時に涙を流せるくらい頑張ることって本当に凄いと思う。
自分に妥協があったら絶対満足の涙なんて流せないんだから・・。
延々続いたカーテンコールの後、お客が帰るさなかにも
舞台袖から三三七拍子・・じゃなくて三本締めが聞こえてきました。
さてさて、余談はこれくらい^^;
今日は私にとって初めてがいっぱい。
山口バル+綜馬ジャベのエリザコンビで観るのもそうだし
ANZAエポ、マルシアファンテ、もちろん知念コゼ、東山アンジョも
山口さんのバルジャンは実はあまり好みでない。彼の歌声は色気があり過ぎるのだ。
やっぱり慈悲ではなく、愛をささやいてほしくなる。
とはいえ、チビコゼとの絡みと「彼を帰して」は四人のバルジャンの中でピカ一。
今回もぐっと胸に来る歌いっぷりでした。
一方の綜馬さんはいつもどおりとても安定感がある。
対決のシーンで、最後のFの音がバルとぴったり合うのは綜馬さんとの組ならでは。
でも・・だからこそやっぱりこの組み合わせは失敗。
ジャベールがバルジャンと戦いながら、実は自分自身と向き合っている
この大事なシーンに、他の舞台(エリザ・・)を思い起こしてはいけないのだ。
次は今井バル+綜馬ジャベなので、次回に期待。
ちょっとびっくりだったのはマルファンテ。
ファンティーヌって2タイプに大別されると思うけど彼女は淑女タイプなんだ!!
テレビでのイメージとかなり違うのでちょっと新鮮だった。
オドオドしながら腰を落して挨拶するあたりがとても可愛らしい。
でも、歌はかなり控えめ?演技よりも歌を期待していただけに・・。
ANZAエポは美奈子エポと似ているのかな。
大人びている(背伸びしている)エポは嫌いじゃない。
歌う時に歌詞をぶつぶつ切るあたりがちょっと気になるけど
恵みの雨のシーンでの演技には泣かされてしまいました。
知念コゼットもなかなか良かった。
コゼットって、純粋無垢で世間知らずなお嬢様イメージが強すぎて
彼女自身がずっと背負っている暗さや、そこから生まれる芯の強さを表現できる役者が少ない。
そういう意味で、純名コゼのようにバランスがいいかも。
マリウスの岡田君は以前も観ているけど、演技に少し深みが出てきた感じ。
コンサートでの頑張りがこういうところに出てくるのかな?
でも、もう少し自己主張してもいいと思う・・なんだろう、知念コゼをもてあましてる(笑)??
東山アンジョもなかなか^^
アンジョルラス役って難しいよなぁ。かつてのカリスマアンジョがまして同じ舞台にいるとなると・・。
まだ私の心の中に住みついている岡アンジョまでは届かないけど
でも、頑張れ~。って素直に応援したくなりました。
それから、今日一番印象に残ったのはガブ!
平日ソワレなので、もちろん子役ではないのだけど本当は男の子なんじゃないの??って思う程でした。
ガブって「パン屑のハイソサエティ、サン・ミッシェルのスラムだ」っていう歌詞が
たどたどしくなるところが可愛くて、逆に大人ガブはここをさらりと歌うところが嫌いなんだけど・・。
彼女本当に違和感なく男の子でした(爆笑)
そして局田ガブの頑張りでかなり引き込まれていた最後の戦いシーン・・。
・・・
・・・
どうして今になってTpの音程がいつも以上に狂いだすの!!
塩田さーーん(←指揮者さん)〃o(>_<)o〃
さて、アンサンブルとオーケストラの部を書くか・・・ってウソウソ(笑)
観劇ルポってやっぱりとても難しい。
ストーリーは同じな訳だから、どうしてもキャストの演技に対するコメントになってしまう。
あくまでも私の主観で綴っているものなので
もし不快になられた方がいらっしゃいましたらごめんなさい